どうも皆さん、最近仕事で新しいことに挑戦し始めた柊です。今回は、僕が子供は欲しくないという意志を持つ女性に伝えたいことがございまして、それをここに記していきます。
子供を産まないことに、罪悪感を感じないで下さい
まずは子供を持たない生き方をする上で最も大事になってくるのが、子供を作らないことに罪悪感を抱かないことです。
あなたが子供を作らないからといって、誰かが損をするのでしょうか?いいえ、そんなことは決してありません。
子供を作らないことは少子化に繋がるとか言ってくる人もいるでしょうが、あなた一人が子供を作らなかったところで日本の出生率はそう変わりません。
なので他人に何を言われようが、あなたが気にする・気に病む筋合いはどこにもないのです。
しかし、他人は気にならない女性でも唯一気にするのが、自分の親の存在ではないでしょうか。
兄弟構成にもよりますが、あなたが子供を作らない選択をすることにより、ご両親は、あなたの血を引く孫の顔を一生見れないことになります。
あなたが一人っ子なら、一生孫を抱けない余生を過ごすことになります。
ここで子供は欲しくない女性が思うことは、「孫の顔を見せられなくて申し訳ない」ではないでしょうか?
断言します。孫の顔を見せられないからといって、それを後ろめたく思う必要はありません。
それはなぜか?あなたが子供を産めば、それはあなたの責任になるからです。
あなたが自らお腹を痛めて産んだお子さんに何かやらかしたとしても、親御さんが責任を取ってくれるわけではありません。すべては親であるあなたの責任となるのです。
いくら肉親とはいえ、自分で責任を取れない要求をしてくるような人の言うことに従う必要はあるのでしょうか?
子育てというのは、子供が自立して終わりを迎えます。決して子供が結婚した時や、孫が誕生した時ではありません。
あなたが自立している時点で、あなたのご両親の親としての役目は終わっており、あとは余生を過ごすだけなのです。
昔は子供の結婚→孫誕生といった流れが人生のイベントとして当たり前の時代でしたが、今では子供の結婚も孫も、余生の副産物でしかないのです。
子供に自立を超えるものを要求することは、いくら実の親でも認められるものではないです。自立した大人には、周囲に迷惑さえかけなければ好きに生きる権利があります。
なのであなたは、自分が生きたい人生を謳歌して下さい。
パートナーはしっかり選んで下さい
子供は欲しくない女性が全員パートナーを望んでいるとは思ってませんが、これについても語らせて下さい。
もちろん、誰とも結婚せず生涯未婚で過ごすのも悪いものではありませんが、愛するパートナーの存在を求めることは人として自然なことだと思います。
ここで大事になってくるのが、どんな相手をパートナーに選ぶかです。
決してやってはならないことは、「子供が欲しいと思っている男性」をパートナーに選ぶことです。
そんな男性と結婚生活を送れば、子供を作るかどうかの話し合いで意見が割れるのは避けられません。
相手はなんとしてでも子供が欲しい、自分はなんとしてでも子供は欲しくないという状態ですからね。
そんな子供は欲しくないあなたが選ぶべき相手は、自分と同じく「子供は欲しくないと思っている人」か、「あなたの子供は欲しくないという意志を尊重してくれる人」です。
子供は欲しくない気持ちというのは、我々の基盤です。その基盤の部分を否定してくるような人と幸せな結婚生活が送れると思いますか?
例を挙げましょうか。子供を望まない二人の女性、AさんとBさんがいました。
Aさんのパートナーは年収1千万を超える高学歴イケメンのエリートですが、そんな家柄もあってか、子供を作るのが当たり前という習わしの家庭で育ち、結婚したら子供を作るということは当たり前だと信じて疑わない人です。
対して、Bさんのパートナーは駆け出しの社会人で年収300万円程度、見た目も学歴も平均程度と、ぱっと見はどこにでもいそうな普通の男性ですが、Bさんの「子供は欲しくない」という気持ちを聞き、「子供はどちらでもいいよ」と言ってくれる、非常に思いやりのある人です。
AさんとBさんの結婚生活はどうなったのか、想像に難くないですね。
各々の結末はどうなったのか、まずはAさんから。
Aさんは結婚後に子供を作るか作らないかの話し合いで揉めて、最終的に泥沼離婚という結末を迎えます。
対してBさんはどうでしょうか。Bさんはパートナーの深い愛情を感じ、決して裕福とは言えないまでも、子供はいないので自分たちで稼いだお金や時間は自分たちの好きなように使うことができ、夫婦水入らずの時間を楽しみつつ資格試験の勉強にコストも時間も費やすことができ、会社でも順調に出世していきました。
・・・とまあ、ここまでは柊さとりが考えた作り話に過ぎませんが、こういった話は世の中にありふれています。
パートナーを望むなら、自身の「子供は欲しくない」という気持ちを尊重できる人を選ぶのは、必須条件です。
パートナーが見つからず、一生独身として過ごすだけならまだマシです。子供を望む男性と結婚してしまい、泥沼離婚か妊娠という結末を辿れば、もう言葉も出ないでしょう。
親や兄弟は選べませんが、パートナーは選ぶことができます。自分を正しく愛してくれる人を選び、幸せになって下さい。
幸せに生きて下さい
前項の最後にも言いましたが、これに尽きます。あなた自身が幸せに生きるということは、あなたの人生を豊かにするだけでは終わりません。
あなたが子供を持たない生き方をすることによって、誰にどんな影響があるというのでしょうか。
答えは、あなたと同じく、子供は欲しくないと思ってる女性に影響します。
子供が欲しいと思っている人、現在進行形で子育てをしている人は、あなたの人生に微塵も興味はないでしょう。
しかし、そんなあなたの人生にも興味を示す人がいます。それが、あなたと同じく、子供は欲しくない女性です。
女性に限らず、時には子供は欲しくないと思っている男性にも影響するかもしれません。
では、あなたが彼らに及ぼす影響はどんなものか。大事なのは、あなたが幸せそうに見えるか否かです。
これに独身・既婚は関係ありません。自分と同じく子供は欲しくない他人が幸せそうに生きていたら、その人は子供を持たない人生に希望を持ちます。
逆に、子供は欲しくない他人がつまらなさそうに生きていたら、その人は子供を持たない人生はつまらないものであると思ってしまうかもしれません。
感じ方は人それぞれですが、自分が幸せかどうかというのは、自分が思ってる以上にオーラとして周りに放たれています。
あなたは自分が一番大事にしている気持ちと同じものを持っている人も、幸せになって欲しいと思いませんか?
もしそう思われるのでしたら、幸せになり、そのオーラを周りにばらまいてください。子供は欲しくない同志の方なら、そのオーラにきっと気が付くはずです。
最後に
今回は僕が、子供は欲しくないと思っている同志女性に伝えたいことを容赦なく伝えました。
子供は欲しくない人全体的に言いたいことはまだまだたくさんありますが、女性限定で伝えたいことはほぼ伝えられたんじゃないかなと思います。
正直に言いますと、この現代はまだまだ子供を望まない人が幸せに暮らしやすいとは言いにくいと思います。
子供は欲しくないと言えば理解されないこともあり、身内からは当たり前のように孫を望まれる。そんな慣習がいつまでもこの国に蔓延っていては、我々の幸せは遠のくばかりです。
時代は急速に変化していきます。その変化の波に、子供を作らないという生き方も乗っていく必要があると僕は考えます。
ただ、その波に乗るためには、人間一人だけの力ではどうすることもできません。我々が力を合わせて、子供を持たない幸せな生き方という文化を作り上げる必要があります。
近い未来、その文化が開花するその日が来ることを、僕は祈っています。